作:ベルトルト・ブレヒト
演出・美術:串田和美
音楽:クルト・ヴァイル
編集:パスカル・コムラード 八幡茂
照明:富松博幸
音響:山岸和郎
舞台監督:小林清孝 二瓶剛雄
共演者:吉田日出子 笹野高史 銀粉蝶
中島唱子 稲葉良子 ほか
マックヒース役で主演
会場:
Bunkamuraシアターコクーン
1993年10月9日(土)〜10月27日(水)23公演
料金:S席7000円 A席5500円
コクーンシート3000円
ブレヒトの三文オペラといえば、ドイツの劇作家ブレヒトの戯曲、ワイルのプロローグと8場からなるオペラです。
1928年から1933年まで初演大ヒットした作品。
その後ナチスの弾圧を受けたがニューヨーク・オフブロードウェイで1954年から1961年まで再上演。
以降、近代古典名作として今も高く評価されている。
(あらすじ)
舞台は19世紀末のロンドンのソーホー、女王の戴冠式が目前に迫っていた。
大泥棒マックヒース(マック・ザ・ナイフ)は、乞食の元締めピーチャムの娘ポリーと極秘に結婚式を挙げる。
マックヒースの戦友だった警視総監のブラウンも出席して二人を祝福した。娘の結婚を知り、激怒したピーチャムはマックヒースを逮捕させ、絞首台に送り込もうと画策する。
危険を察知したポリーはマックヒースを逃がすが、マックヒースはなじみの娼婦ジェニーに密告され逮捕される。
警視総監の娘ルーシーともできていたマックヒースは、ルーシーの助けで脱獄するが、またしてもジェニーの密告で逮捕されてしまう。
絞首刑直前の土壇場で女王の特赦によりマックヒースは解放されるばかりか、貴族に叙せられる
三文オペラと聞いて、真っ先に思ったのが「あ、クルト・ワイルだ!」でした。
ACTシリーズの第1作目で歌われた曲を1つ1つ思い出します。マックとジェニーも登場していましたね。
舞台での歌もぜひぜひ聴かせていただきたかった。ACTとは、一味も二味も違った感動があったでしょうね。
ポリー役の吉田日出子さん、ピーチャム役の笹野さんもじっくり観てみたかった。