作・演出:久世光彦
音楽:coba
共演者:志村けん 田根楽子 田中隆三 三木さつき
芦田由夏 八木美智子 宴堂裕子
伊藤聡子 ヒルナオミ 柿崎弘美
福沢亜希子
ゼロ戦のサブ役で主演
会場:シアターコクーン
2003年7月19日(土)〜8月9日(土)29公演
料金:S席:8500円 A席:6300円 B席4200円
2007年8月DVD限定発売
幼馴染みの五郎と三郎の7歳の写生シーンから始まります。
中学のキャッチボールにツッパリ・リーゼントのキスシーン、鏡コントと、懐かしいコントが続きます。
ストーリーは、あるような無いような・・・
終戦後の新宿西口公園、闇市やパンパンの時代が舞台でした。
権力を一人占めしようとする悪いMPにひとり立ち向かう特攻隊の生残り「ゼロ戦のサブ」こと三郎。
その三郎と幼馴染の五郎は戦争が終わったら再会しようと約束していた。
だが、ブラジル帰りの五郎は落ちぶれ、三郎に会うのを躊躇していた。
やがてひょんなことからMPに逮捕されてしまう。
パンパンの協力でなんとか脱走したが、今度はMPの策略にはまり、なぜか三郎と対決することに…。
ともさん感想:
とうとう最後の切り札を出してきたな、という印象でした。
志村けんさんとの共演。
これ以上のお相手はいらっしゃらないでしょう。
このあと、どうするんだろうと思ってしまった。
裕子さんとの共演もあるかしら?なんて思ったり・・・
兎にも角にも、お芝居の幕は上がりました。
昔とは体格が逆転しちゃってるぞ〜!と思いながらも、舞台に集中、集中。
ここで客席から「しむら〜〜〜!!」とドスのきいた声。
いっきに舞台が盛り上がります。
やはり、絶妙のコンビ!
ジュリーのなんと楽しそうなこと!
すごいお相手とやるときは、ジュリーもイキイキしているのが観ている側にもわかりますね。
懐かしい野球コント。(ジュリーが楽しそう^^)
ツッパリ少年のコント。(ここで衝撃のキス!☆)
なんと言っても一番嬉しかったのは鏡コント!
目の前で観られるなんて最高!!
隣の主人は、声を出して大爆笑!(客席は男性が妙に多かった)
劇中でジュリーに「それってプチ肥満?」などとにくらしいセリフ^^;
まあ、しょうがないか、、、でも、髪の毛はフサフサだぞ〜って心の中で叫ぶ私。
爆笑のうちに幕が降り、満足気な主人の顔。
私よりも主人のための鑑賞旅行でした。