作:山岸きくみ
演出:久世光彦
音楽:coba
振付:南 流石
美術:越野幸栄
共演者:石田えり すわ親治 田中隆三 三木さつき ほか
長屋の大家「源治」役で主演
会場:
東京公演 Bunkamura シアターコクーン
7月30日〜8月15日 22公演
料金:S席8500円 A席6300円 B席4200円
神戸公演 新神戸オリエンタル劇場
9月3日〜9月8日 8公演
料金:S席8500円 A席6300円
(あらすじ)
昭和初期の浅草が舞台。
貧乏長屋の大家で娘・梅子と二人暮らしの源治)はとびっきりのお人よし。
梅子に口うるさく言われても住人から家賃が取れず、提灯貼りの内職で生計を立てていた。
そんな源治、実は密かに恋をしていた。
娘と同じ歳の老舗呉服店の跡取り娘・小春だった。
その小春の店はデパート進出の陰に客足は減る一方。
母の持ってきた縁談話を頑なに断ってきた小春だが、店の将来と源治への愛の中で揺れ動いていた。
一時は駆け落ちも考えた源治だが、小春の母親・お秋の訪問を受けて身を引く決心を…。
2005年1月26日DVD発売
ぐしゃぐしゃ頭にヨレヨレ浴衣の源さんでしたが、ほわーんとした温かさと子供のような無邪気さが心地よかった。
「ホタルの恋」「夜の虹」も心に染みる歌だ。ホタルも綺麗!
でも作品的にはどうなんだろう…。
何度も観ようという気には成れなかった。
源さんが何物にも変えられないほど愛した「小春」像が浮かんでこない。
馴れ初めやエピソードが少なすぎるせい?
石田えりさん演じる小春には正直感情移入が出来なかった。
懇情の別れのシーンもなんとなく白けた。
そんな訳で、私の中ではちょっと不完全燃焼かな?
すわ親治さんとの手話を交えてのシーン。
この場面は大好きでした!
源さんの人情味を感じる事だけに集中すれば充分満足のいく舞台だった。