原作:ハインリッヒ・マン
脚本:パム・ジェムス
翻訳:松岡和子
作詞:湯川れい子
演出:加藤直
音楽監督:coba
共演者:鈴木砂羽 小鹿番 中村繁之 秋川リサ
大森博 堀川早苗 冨岡宏 ほか
高校教師・フート役で主演
会場:
東京 シアターコクーン
1998年2月5日(木)〜3月1日(日)29公演
料金:S席8400円 A席6300円
京都 シアター1200
1998年3月6日(金)〜3月29日(日)32公演
料金:S席9450円 A席5250円
曲目情報
「嘆きの天使」のミュージカル版
1930年代、ドイツの港町ハンブルグが舞台。
超真面目人間の初老エリート教師・ラート(ジュリー)は、教え子達のたむろするキャバレー「ブルーエンジェル」で、妖艶な踊り子ローラ(鈴木砂羽)に一目惚れしてしまう。
初めて知った愛の為に、ラートは地位も名誉も財産もすべて投げうって、ひたすらローラにのめりこんでいく。
財産が底を尽いたとき、ラートはローラの命ずるままに、美人局まがいのことをして、町の実力者達から金を巻き上げる。
それは以前の自分を堅物の偏屈者と蔑んでいた者達への復讐でもあった。
後戻りできない、破滅の道を歩みはじめたラート・・・だがその体はすでに心臓を病んでいたのだった。
これも実際に観てはいないので、なんともコメントのしようがありませんが
ジュリのコメントに「今回は珍しく女性にに翻弄される側。惨めったらしい役なんですが、精一杯愛すっていうのは、やってて結構気持ちいいんですよ(笑)」とありました。
CDで歌を聴きましたが、ジュリーの歌の力ってすごいなぁ…と思いました。そこに恋に侵された初老の教授が見えちゃいますもの!
今だって、十分この役はこなせる筈!そんな訳で、再演を切に希望します。