監督: 出目昌伸
脚本: 田波靖男 菊島隆三
助監督: 鈴木一男
製作: 渡辺晋 田波靖男
撮影: 姫田真佐久
美術: 徳田博
編集: 武田うめ
音楽: 宮川泰 大野克夫
共演者:クローディーヌ・オージェ 浅野真弓
イブ・バルサック 大滝秀治 ほか
画学生・滝村二郎役で主演
1976年1月31日公開(東宝)
(あらすじ)
パリに留学中の画学生滝村二郎は、ふとしたことから人妻マリー・ローランと知り合い、愛し合うようになる。
マリーの夫、貿易商のジャンは嫉妬深く、いつもマリーに尾行を付けていた。
マリーは二郎に危害が及ぶのを避けるため、もう会わない決心をするが、二郎は諦めきれず、とうとうローラン邸まで行ってしまう。
そのことでジャンはますます嫉妬に燃え、マリーを責め立てた為、マリーはついに二郎と逃避行。
南仏で二人は愛の日々を過ごすが、ある日過激派の嫌疑で二郎を逮捕するため警察がやって来る。
二人はホテルのテラスから逃げようとするが、マリーは足を滑らせて海へ…。
マリーが死んだと聞かされ、日本に強制送還された二郎は金沢の父のもとで元気なく過ごしていた。
そして、幼なじみの伊都子との結婚を考えていた。
そんなある日、死んだはずのマリーが二郎を訪ねて日本にやって来る。
しかし二郎の父と伊都子に追い返され、マリーは二郎を諦めフランスへ帰る事に。
それを知った二郎は、マリーを追って同じ飛行機に乗り込むが、マリーの隣には夫のジャンがいた。
給油の為に着陸した中東で突然、ゲリラがバスジャック。
マリーの夫ジャンはゲリラと取引し、自分の身代わりにマリーを残して解放されるが、ジャンはゲリラとの約束を裏切る。
その為マリーは殺されそうになり、次郎と二人ジープで逃げるが、マリーは背中に銃弾を受けていた。
のりさん感想:
この映画は、セーヌ川の橋の上で物思いにふけるジュリーの哀愁漂う姿から始まるのですが、これはジュリーでなければ様にならないのではないでしょうか?
そこにいるだけで絵になりますね。
パリの町並み、風景、バックに流れる音楽はジュリーにぴったりなのですが、どうも相手役が・・・(大人と子供のようで…こう見えるのは私だけ?)
不倫相手にはちょっと・・・ジュリーが華奢すぎるのかな?