監督:和田嘉訓
製作:渡辺晋:五明忠人
脚本:田波靖男
撮影:長谷川宏
音楽:森岡賢一郎 すぎやまこういち
美術:育野重一
編集:池田美千子
録音:吉岡昇
スチール:岩井隆志
照明:山口虎男
共演者:久美かおり・小橋玲子・高橋厚子
美保くるり ・松本めぐみ ・浦島千歌子・天本英世
小松政夫・なべおさみ・小沢昭一・三遊亭円楽 ほか
1968年4月10日公開(東宝)
挿入歌
1.君だけに愛を
2.モナリザの微笑
3.花の首飾り
4.僕のマリー
5.落葉の物語
6.銀河のロマンス
7.真赤なジャケット
8.イエロー・キャッツ
9.星のプリンス
10.こっちを向いて
11.シーサイド・バウンド
2007年10月26日DVD化
(
あらすじ)
ザ・タイガースは日劇「ウエスタンカーニバル」でファンの熱い声援の中演奏している。
時を同じくして、地球上空にはアンドロメダの王女「シルビー」と、その侍女「ベス」、操縦士の「ヘラクレス」が乗ったUFOが飛んでいた。
「ウエスタンカーニバル」のようすをスクリーン越しに見つめていたが、その強烈な音響で計器が狂いだし、UFOは日本の海岸に不時着してしまう。
シルビーは、好奇心に任せて日劇に入るが、楽屋裏でタイガースを待ち受けるファンたちに揉まれる内に、階段から落ちて気絶してしまう。
それに気付いたジュリーたちが病院へ運ぶ。
その後、シルビーを見舞うタイガースは、病室でベスとヘラクレスに出くわす。
地球語を話せる言語カプセルをシルビーに飲ませようとしていた二人だったが、タイガースのメンバーは毒を飲ませていると勘違いし追い出してしまう。
仕方なくUFOに戻ったベスとヘラクレスは、シルビーに結婚を迫るナルシス殿下が派遣した宇宙警察によって、冷凍されてしまう。
やがて、病院に現れた宇宙警察の三人は、シルビーを連れ出そうと、彼女の寝ているベッドを外へ運び出すが、そのベッドは一人でに動き出し、タイガースの面々が衣装合わせをしていたブティックへ。
ブティックまでつけてきた宇宙警察の三人をタイガースは追い払い、シルビーを守るために、彼女を男の子に見立てて付き人として共同生活を送る事にする。
しかし、その秘密に気付いたのが、タイガースファンのお嬢様(松本めぐみ)。その情報を、女性週刊誌に密告してしまう。
地方巡業の後、戻って来た新宿ACB(アシベ)でファンたちは大騒ぎ。
マンションに戻り、善後策に苦慮するメンバーたちの会話を聞いて、シルビーは一人UFOに戻り、ナルシス殿下に冷凍を解いてもらい、ベスたちとアンドロメダに戻る決意をする。
しかし、シルビーの恋心を知っているベスは、王女が一番好きだと告白したジュリーを、武道館から連れ出して、そのままUFOに乗せ、アンドロメダに連れて行こうとする。
その日、武道館では、タイガースの新曲発表会をすることになっていた。
ジュリー不在のまま、新曲発表会が始まってしまう。
ジュリーはUFOのモニターから「みんなの力で地球に戻してほしいと」武道館のファンに呼びかける。
よっぺさん感想
当時、田舎の小さな映画館に小学生ながらもワクワクしながら観に入ったことを思い出します。
内容なんてその時はそんなに頭に残っていなくて、ただただジュリーとシルビーのツーショットにヤキモチを焼いていたような(マセテル^^;)
当時はシルビー役の久美かおりさんにカミソリ入りの手紙を送ったファンも いっぱい居たとか・・・。
シルビーはなんとアンドロメダ星から地球へ迷い込んだらしい!
後の「ア〜ンドロメダ〜♪」の歌を聴いてもこの映画のことは思い出さなかったけど、ジュリーは懐かしいなんて少しでも思ったかしら^^
それにしても当時はTGが出てるっていうことだけで満足していたけれど、今観ると学芸会なんだよね〜^^って思うのは私だけじゃ〜ないですよね〜^^ ; 私だけだったらごめんなさい。
挿入歌の「銀河のロマンス」で「シルビー・マイ・ラブ♪」というフレーズは 今でもやっぱり「ジュリ〜〜〜・マイ・ラブ♪」と歌ってしまう私ですo(*^^*)o