BS-i スペシャルドラマ
原作:奥田英朗
脚本:成島出
演出:大森一樹
共演:西田尚美 原田健二 斉藤洋介 角替和枝
入江雅人 ほか
エンディングテーマ:ザ・タイガース「青い鳥」
町工場経営者、川谷信次郎役で主演
2001年3月30日放映
2002年2月22日DVD発売
あらすじ)
川谷信次郎(ジュリー)は川崎市にある零細工場の社長。
慎重な経営のかいがあって、工場はバブル後も細々と営業している。
信次郎は取引先の神田(斉藤洋介)に、大型機械の導入を打診され、迷っていた。
また最近、近所にできたマンションの住人から騒音の苦情が激しく、その対応にも追われている。
さらに娘の大学進学も頭が痛い問題だ。
一方、都市銀行につとめる藤崎みどり(西田尚美)は、新入社員の歓迎会で上司のセクハラに遭った。
信頼できる別の上司に相談するが会社の派閥争いに巻き込まれてしまい、気の重い日々を送っていた。
また、無職の若者、野村和也(原田健二)は、信次郎の会社からトルエンを盗んで一儲けを企むが、ヤクザの怒りを買うことに。
切羽詰まった和也は恋人のめぐみ(三輪明日美)と共に、銀行強盗を決行する。
和也が押し入ったのはみどりの勤める銀行で、たまたま信次郎も居合わせた。
信次郎に対して銀行は一旦は「金を貸す」といいながら突然手の平を返したような冷たい対応をしていたのだ。
信次郎の金を持って逃げようとした銀行強盗の和也たちを追って、信次郎とみどりも和也たちの車に乗ってしまった。
信次郎は、自分が銀行強盗の犯人の一人として指名手配されたことをニュースで知って、仰天する。
信次郎、みどり、和也、めぐみの4人は、山の別荘に逃げ込み、4人はやっと、それぞれの事情を知る。
そして、銀行の対応に腹を据えかねていた信次郎は、銀行に謝罪会見をさせることを思いつく。
よっぺさん感想:
「本当に最悪だから〜」の言葉はもしかして「体型」のことだったのね^^;
な〜んて想像はしていたけれど・・・
49歳の設定。今の私と同じじゃん^^
作業服・・・ん〜ん、、、なんかな〜〜 帽子の下から伸びてる髪にもなんかな〜〜
でもでも、おもしろかったよ〜!
いっしょに見ていた主人が「あれ?これ観たかも?」「思い出した!本で読んだんだ〜」だって。
なかなかおもしろい本だったという言葉にも後押しされてか、こんな最悪続いたら全て投げ出したくなる〜と感情移入!
ってことはやっぱりおもしろかったってことだわ^^
最初の方のセリフの言い方がミュージカルっぽい感じがしてちょっと違和感があったけれど、地味〜な作業服ジュリー・・・頑張って好演してくれてました〜!
主人も勝手なことばかり言うおばちゃんに腹立てたりしながら最後はやっぱり「おもしろかったじゃん」でした〜^^v
融資も受けられるようになりすべて解決したはずが、新しい機械の出番はなかなか訪れそうにない…川谷の最悪はまだしばらくは続きそうです。
エンディングの「青い鳥」がとても悲しげに響きました。