ナベプロからの独立、レコード会社の移籍、不倫騒動、半年間の歌手活動休止…と私達にとっても悶々とした時期でした。
その休止後、初めてのコンサート。演出に蜷川幸雄さんを迎え強烈に印象に残るコンサートとなりました。
曲目
1.指
2.はるかに遠い夢
3.眠れ巴里
4.灰とダイヤモンド
5.短くも狂おしく燃え
6.君が泣くのを見た
7.黒くぬれ
8.イマジン
9.ZOKKON
10.氷づめのハニー
11.吟遊詩人
12.砂漠のバレリーナ
13.赤と黒
14.絹の部屋
15.夢を語れる相手がいれば
-アンコール-
16.あなたに今夜はワインをふりかけ
17.デビューは悪女として
18.灰とダイヤモンド
演奏
ギター:石間秀樹
キーボード:コドフリー・ウォン
ベース:クマ原田
ドラム:チト河内・上原裕
コンサート日程
(料金3800円)
7月9日から11月9日まで
ともさん感想
なんと言っても言わずと知れた蜷川幸雄さんの演出で、数あるジュリーのライブ の中でも一番印象に残っているライブだ。
オープニングの「♪指」から度肝を抜かれたのを覚えている。
途中から降りだしたどしゃぶりの雨の中で歌うジュリー。
雨の中でマイクは大丈夫なの? この雨はどこに流れていってるの? などと、あまりに凄すぎて色々なことが頭をよぎって、逆に歌に集中できなかっ た記憶が^^;
でも、まさに息をのむとはこのこと。
お口ぽか~ん状態なのでした(笑)
「♪灰とダイヤモンド」では、電子バイオリンが強烈でした。 かっこいい!
お着替え後、長いコート(?)がスカートのようにフレアっぽくなっていて、ジ ュリーがクルクル回るとキレイに裾が広がる。
ステージの右に左にお客さんを挑発するかのようにクルクルクルクル@@@@ お客さんもボルテージが上がる。
「♪吟遊詩人」だったろうか「♪砂漠のバレリーナ」だったかな…バックに大きな三日月があった。(満月だったかな・・・記憶が曖昧)
幻想的なイメージをさらに引き立たせる。
おっ!と思ったのは「♪イマジン」をジュリーが歌ったこと。 う~ん…でも編曲してる~(><) 原曲そのままで歌ってほしかったな~。
優雅で幻想的なステージはあっという間にラストを迎える。
この時はたしか新曲に力が入っていたのだろうと思う。
「♪灰とダイヤモンド」を二度歌った…そして余韻を残しつつコンサートは終わった。
帰りの通路で初めてきたようなおばちゃんグループが「いや~、一流はさすがだ ね~!やっぱり違うよね~!!」と感動の言葉の嵐。
私はまるで身内のように「そうでしょそうでしょ」とココロの中でつぶやいてい たのでありました。
この時のライブ映像は未だ発表されていない。 映像が残っているのなら、どうか・・・今一度・・・幻想的なジュリーを!!