毎年恒例となった正月コンサート。
このコンサートの為に書き下ろしたという曲「糸車のレチタティーボ」がそのままコンサートのタイトルになりました。
曲目
1.ハートの青さなら 空にさえ負けない
2.大切な普通
3.晴れのちBLUE BOY
4.ジャスト フィット
5.THE VANITY FACTORY
6.酒場でDABADA
7.胸いっぱいの悲しみ
8.魅せられた夜
9.糸車のレチタティーボ
10.お気楽が極楽
11.月からの秋波
12.愛は痛い
13.いい風よ吹け
14.生きてる実感
15.世紀の片恋
16.インチキ小町
17.1989
18.彼は眠れない
19.勝利者
20.朝に別れのほほえみを
-アンコール-
21.ACB
22.すべてはこの夜に
23.気になるお前
演奏
ギター:柴山和彦
ギター:下山 淳
ベース:依知川伸一
ドラム:GRACE
コンサート日程
(料金6000円)
1月 5日(土)17:00 渋谷公会堂
1月 6日(日)15:00 渋谷公会堂
1月 7日(月)18:30 渋谷公会堂
1月11日(金)18:30 大阪フェスティバルホール
1月12日(土)17:00 大阪フェスティバルホール
1月13日(日)17:00 愛知県芸術劇場大ホール
ビデオ(2002年)DVD(2006年)
濃い紫の詰襟のスーツで登場。中のシャツも紫でした。(アンコールで着てた黒のベストスーツが素敵でした)
このコンサート、ビデオはあるんですが、声が辛そうで、痛々しくて…1度観たきりでした。
MCの声は、本当にだみ声で、生で観た方は沈痛な面持ちだったでしょうね。とても心配だったでしょう。
2度目のアンコールで出てきた時に、「もういいから帰って寝なさいっていう人は居ないんだな」と仰った。
もちろんジョークですがDVDなのにドキっとしました。
私達は終わるのが淋しくて何回でもアンコールしちゃうけど、辛そうな時にそう云ってあげられたらどんなに良いでしょう。
気持ちはあっても、できないですね。
でもジュリーは、何の弁解もなく、いつも通りに最後まで全力で歌っていました。凄い人です。
何年も後になってから、ご本人の口から「睡眠時無呼吸症候群だった。いつもは歌っているうちにどんどん声が出てくるのに、この時は逆にどんどん声が出なくなっていった」と思い出話のように面白おかしく語られていました。
ジュリーらしいよねぇ…今は本当に声が良く出ていて、安心して聴いてられますが、長い歌手生活、いつも万全の体勢とはいかないですよね。
でもどんな時でもステージのジュリーは全力投球です。
ジュリーのそんな姿に私達は勇気や元気を頂けるんですね。長い歴史の1ページとして胸に刻んでおきたいと思います。