ニューアルバム「生きてたらシアワセ」を引っ提げての真夏から始まったコンサート。
コンサートが始まる直前の8月1日、作詞家の「阿久悠」さんが亡くなりました。
初日のステージの冒頭、喪章をつけたジュリーが「時の過ぎゆくままに」をファンといっしょに声を詰まらせて歌った写真が新聞に大きく載りました。
偶然なのか、このコンサートでは、「お嬢さんお手上げだ」「女神」「探偵〜哀しきチェイサー」「ダーリング」と阿久さんの曲が多く選曲されていました。
特に「探偵-哀しきチェイサー」は、阿久さんのお気に入り曲でもあり、強く印象に残るコンサートとなりました。
曲目
1.いとしの惑星
2.希望
3.お嬢さんお手上げだ
4.魅せられた夜
5.女神
6.いくつかの場面
7.YOKOHAMA BAY BLUES
8.あの日は雨
9.greenboy
10.God bless you
11.黒いピエロと黒いマリア
12.生きてたらシアワセ
13.ひかり
14.太陽
15.天使に涙は似合わない
16.探偵-哀しきチェイサー-
17.明日
18.ダーリング
19.TOKIO
20.そのキスが欲しい
21.そっとくちづけを
アンコール
22.気になるおまえ
23.AMAPOLA
24.月明かりなら眩しすぎない
演奏
ギター:柴山和彦
ギター:下山淳
キーボード:泰輝
ドラム:GRACE
コンサート日程
(料金:6000円)
8月 4日(土) 渋谷C.C.Lemonホール 18:30
8月 5日(日) 渋谷C.C.Lemonホール 15:00
8月10日(金) 熊本県立劇場演劇ホール 18:30
8月11日(土) 福岡市民会館 17:00
8月18日(土) 仙台イズミティ21大ホール 17:00
8月26日(日) 大宮ソニックシティ 17:00
9月 1日(土) 神戸国際会館こくさいホール 17:00
9月 2日(日) 京都会館 第一ホール 17:30
9月 9日(日) パンテノン多摩 17:00
9月14日(金) 盛岡キャラホール 大ホール 19:00
9月15日(土) 山形市民会館 大ホール 17:30
9月22日(土) 神奈川県民ホール 17:00
9月24日(月) 愛知県芸術劇場 大ホール 17:00
9月30日(日) 大阪フェスティバルホール 17:00
10月 4日(木) 町田市民ホール 18:30
10月 7日(日) 紀南文化会館(和歌山県田辺市)18:30
10月 8日(月) なら100年会館 17:00
10月13日(土) 渋谷C.C.Lemonホール 17:30
ビデオ撮り
DVD化(2007年10月13日収録)
「いとしの惑星」で登場。ただひたすら歩きます。端から端まで。ご挨拶の後「あかふぐ〜」って叫んでたけど、あれはなんだったのかな?
「希望」はお正月でも歌ってくれた曲。軽快にさらに歩きます。衣装のせいか、さらに丸くなった気が…。いいんですよ!元気でいてくれれば別に。
今回の衣装は、テーマが「海外旅行」でしょうか。エアメールや横文字の新聞記事や旅行鞄に扮してるような、遊び心いっぱいの衣装でした。
「お嬢さんお手上げだ」お手上げの仕草、足の動き、顔の表情、目の動き…どれも可愛くて微笑んじゃいました。
「魅せられた夜」「女神」「いくつかの場面」と懐かしい曲が続きます。
お声もハリと艶があって、3分間のドラマが沁み込んできます。満足〜
「黒いピエロと黒いマリア」は、初めてCD聴いた時から好きだった曲。幻想的でやっぱり良いなぁ。
そして「哀しきチェイサー」で感動は頂点に達しました。阿久さんの手記の最後がこの「哀しきチェイサー」だったんです。
阿久さんを偲んで、何度も聴いた曲。その曲をまさか、今回歌ってくれるなんて!なんという偶然でしょう。以心伝心の神様〜ありがとう。
今の声で聴くこの曲に、感動感動。なんて素敵なんでしょう!阿久さんにも聴いて頂きたかった…。
「ダーリング」「TOKIO」「そのキスがほしい」でやっと気分を変えて楽しく元気に・・・「そっとくちづけを」でまたまたウルウル。
こんな感情の起伏の激しいコンサートは初めてだったかも知れません。最後の「月明かりなら眩しすぎない」も大好きな曲。
ほんわか温かな余韻。「遠征してよかった〜」とつくづく思えるコンサートでした。そしてコンサートタイトルの「生きてたらシアワセ」。
阿久さんの訃報の後だからホントに「ジュリーが生きてる」シアワセを感じました。
初日の感動はともさんのレポートでお伝えしましょう。
暑い暑い東京、「生きてたらシアワセ」の初日。初体験だ。
会場が近づくにつれ、鼓動が高まる。一時間前にはすでに長蛇の列。
こんなに並んでいるのを初めて見たかもしれない。間違いなく満席でしょう。
いざ、会場内へ。
時の過ぎゆくままに
ジュリーが歩いてステージ中央に立つ。
「8月1日に阿久悠さんが亡くなられました。皆様ご起立願います。どうぞご唱和くださいませ」
いきなり名曲「時の過ぎゆくままに」の前奏が流れた。すでに胸が熱くなる。
「ご唱和くださいませ」の言葉を何気に聞き流していた私。
ジュリーが声に詰まったのでファンが後押ししたのかと思った。
あわてて私も参加。感動的でした。いつもとは一味違う「時の過ぎゆくままに」だった。
いとしの惑星
この曲はお気に入りとみえて、よく歌われる。
すべてがいとおしいと思える・・・そんな気がしているのかな。
ノリの良い曲だけど、「時の過ぎゆくままに」で声が詰まったまま、復活しきれず終わってしまったような気がする。
希望
ノリの良い曲で一緒に参加できるのが嬉しい。
♪ラ〜ブ アンド ピ〜〜〜ス
Lの字を忘れそうになる。
ノリながら乗り遅れないようにする。これが結構難しい^^;
お嬢さんお手上げだ
きゃ〜〜〜!懐かしい〜〜〜☆
ジュリーのフリがなんて可愛いの〜〜〜☆
帰ってきて、真似しようとしてもジュリーのようにチャーミングなしぐさにならない。(笑)
可愛いんだから〜ジュリー〜〜〜☆
魅せられた夜
これまた懐かしい曲。とても新鮮に聴こえる。
70年代初期の甘いジュリーがよみがえる。いつもとは何かが違うぞ、と、ここで気づく。
女神
うわ〜〜〜これまた大好きな曲!!
嬉しい〜〜〜☆
徐々に足を開いていくジュリー。?何かな?と思ったら、ゆっくりとひざまづく・・・
♪ジュテ〜〜〜ム ジュテ〜〜〜ム ジュテ〜〜〜ム ジュテ〜〜〜ム
ジュテームという言葉が似合う日本人はジュリーだけでしょう(笑)すでにメロメロ〜〜〜☆
いくつかの場面
わわっ!!続けてこの曲ですか〜!!??贅沢すぎます〜あまりの贅沢さに、お正月に聴いた「いくつかの場面」ほどの感動がこない。
感覚が麻痺状態。最後にゆっくりと両手を広げ、仲間に抱きしめてもらうしぐさ・・・たまりません☆
(仲間を抱きしめるのではなく、抱きしめてもらうジュリーしか想像できない)
YOKOHAMA BAY BLUES
どうしてもプライベートのジュリーを思ってしまう。
♪そのままの君だけ 護りつづけたい
ここでの「君」はあきらかに裕子さんかしら、と思わせる。
私は全くと言っていいほど裕子さんに嫉妬心を抱かない。
むしろ、仲が良くて嬉しい。
シアワセだから、お仕事に集中できるのだろうな、と思う。
まあ、歌を聴いているときにここまで思っていたわけじゃなけど・・・(笑)
♪桟橋に 手をの〜ばす〜この時の手の表情が好き〜〜〜☆
あの日は雨
この曲は悲しい思い出がある。
娘の友達が事故で亡くなった時にちょうど発売された。
娘もこの曲をジーっと聴いていたのを思い出す。
greenboy
地味な歌だと思うけど、味があって好き。歌のモデルはジュリーそのものだものね。
♪一人上手の 君がいた〜少年時代のジュリーが見えてくるよう☆
God bless you
意外と?の曲だった。
CDで聴いているぶんには好きな曲だったけど、演奏が大きすぎた?それでも、ジュリーの声はかき消されなかったけど・・・(笑)
黒いピエロと黒いマリア
逆にCDで聴いている時は、まあまあ好きかな〜と言った感じ。
でもでも!!今回の一番の収穫と言っていいほど、ドラマチックな演出☆
演劇を観ているような錯覚☆説得力のあるジュリーの声☆こんなジュリーを待っていたような気がする。
思わず「ステキ!!!☆」と叫んでいた。
〜〜〜お着替え〜〜〜
お着替えしたジュリー登場。???この衣裳は何?
何かいろんなものがくっついてる。背中にぶら下がっているものは何?
そっか、また何か仕掛けがあって、背中のレバーを引っ張るとパッと何かが出てくるんだよ!そうに違いない。
生きてたらシアワセ
今回のアルバム曲の中でも大好きで、繰り返し聴いていた曲。
でも意外と地味に終わってしまった感じ^^;次回はもっと声を張って歌ってほしいな。
ひかり
打って変わって、派手な曲ではないけれど、なぜか感動した。メロディが良いのかな。
太陽
詩のひとつひとつが心に響く。
♪太陽のように ウォウォ〜ウォウォ なれな〜い
♪青空のように ウォウォ〜ウォウォ なれな〜い
生きていく人間の葛藤が伝わってくる。益々好きになった。
天使に涙は似合わない
ジュリー、ごめんなさい。CDではいつも飛ばして聴いていました〜m(_ _)m
なんだろ?この曲?と思っていました〜^^;
撤回しま〜す!!なんと、これもドラマチック。引き込まれました〜☆
探偵〜哀しきチェイサー〜
ピアノの前奏・・・一瞬わからなかった。も・もしや・・・これは・・・!!!!!
ぎゃ〜〜〜!!哀しきチェイサーとわかったとき、すでに涙腺は崩壊。
たまたまブログにこの曲を載せてから、繰り返し聴いていた曲。
今回の最大の聴き所!!!この曲を聴けただけで大・大・大満足〜〜〜☆☆☆
素晴らしいお声☆に圧倒されてしまった。すごい!!ジュリーすごいよ〜!!
この日二度目の叫び。「う〜〜〜っ!ステキ!!☆」
明日
あれ?あまり印象に残っていない・・・^^;何してたんだろう。。。
ダーリング
開場する前に一般のファンがこの曲を楽しみにしていた。思わず後ろを振り向いてしまった。
ヒット曲はもういいよ〜と思いながらも、演奏が始まるとノッてしまう・・・
体が条件反射するのよね〜^^;ま、楽しいからいいっか^^v
TOKIO
続けてきましたか〜^^;あ〜でも♪そ〜らを飛ぶ チャチャ の快感!やっぱりノッてしまう〜〜〜(笑)
そのキスが欲しい
ぎゃ〜〜〜!!会場がさらにひとつになる。ジュリーが指差すと一緒にジュリーを指す。
♪キレイだ〜〜〜 ジュリー☆あなたのことよ〜〜〜☆
できれば、滑り込みでひざまづいてほしかったわん☆
そっとくちづけを
く〜〜〜(><)ニクイ!!
「そのキスが欲しい」で会場の盛り上がりが最高潮になったそのとき。
ふあ〜〜〜☆もうダメ〜〜〜メロメロヘロへロ☆
あんなに激しく歌い上げたあとに、平然と聴かせどころのバラードを唄ってしまう。
ジュリーのすごさはそこかな。バラードは説得力がないと魅力が半減してしまう。
それを敢えて激しい曲のあとに持ってくる。参りました〜完全にノックダウン。
ジュリーにひれ伏したくなるほど・・・素晴らしい☆
〜〜〜アンコール〜〜〜
気になるお前
これぞジュリー!という曲。体のキレがいい!この曲は何度聴いても飽きない☆
AMAPOLA
普段は殆ど聴かない曲。なので逆に新鮮だった。紅白の血みどろのジュリーを思い出す(笑)
月明かりなら眩しすぎない
できれば「ヤマトより愛をこめて」を聴きたかったけれど、この曲も好きなことは好き。
初日、アンコールの拍手が鳴り止まなかったのも、できればもう一曲!という思いがあったのでは?
それだけ、今回のコンサートが素晴らしかったという表れなのだろうけど、あんなに全員があきらめず頑張ったアンコールは初めて体験した。
☆ジュリー〜〜〜ありがとう〜〜〜☆