ニューアルバム「ROCK'N ROLL MARCH」を引っ提げての記念すべき還暦ライヴ
ちょうど6月25日お誕生日から始まったコンサートツアーです。
アルバム曲9曲のほか、ヒット曲とのオンパレード。なんと32曲というプレイリストで、正にメモリアルにふさわしいコンサートでした。
そして、還暦ライヴのファイナルは
11月29日:京セラドーム、12月3日:東京ドーム決定!
2008年の後半はジュリーから目が離せなくなりそう。
曲目
1.不良時代
2.Long Good-by
3.涙
4.君だけに愛を
5.護られてる I love you
6.あなただけでいい
7.サムライ
8.風に押されぼくは
9.我が窮状
10.Beloved
11.やわらかな後悔
12.憎みきれないろくでなし
13.TOKIO
14.海にむけて
15.ヘイ・ジュテーム
16.ロマンスブルー
17.TOMO=DACHI
18.神々たちよ護れ
19.ス・ト・リ・ッ・パ・-
20.危険なふたり
21.お前にチェックイン
22.君をいま抱かれてくれ
23.ROCK’N ROLL MARCH
アンコール
24.カサブランカ・ダンディ
25.勝手にしやがれ
26.あなたに今夜はワインをふりかけ
27.時の過ぎゆくままに
28.ヤマトより愛をこめて
29.君をのせて
30.追 憶
31.あなたへの愛
32.気になるお前
演奏
ギター:柴山和彦
ギター:下山淳
キーボード:大山泰輝
ドラム:GRACE
コンサート日程
(料金7000円)
6月25日(水) 渋谷C.C.Lemonホール 18:30
6月26日(木) 渋谷C.C.Lemonホール 15:00
6月29日(日) 愛知県芸術劇場・大ホール 17:00
7月 4日(金) 新潟県民会館 18:30
7月 6日(日) 君津市民文化ホール 16:00
7月12日(土) サンポートホール高松・大ホール 18:30
7月13日(日) 高知県立県民文化ホール・オレンジ 16:00
7月15日(火) 大阪フェスティバルホール 18:30
7月19日(土) 沖縄コンベンション劇場 18:30
7月20日(日) 沖縄コンベンション劇場 17:00
7月25日(金) 八王子市民会館 18:30
7月27日(日) 大宮ソニックシティ 16:00
7月30日(水) ティアラこうとう 18:30
8月 2日(土) 佐世保市民会館 18:00
8月 3日(日) 福岡市民会館 16:00
8月 5日(火) 熊本県立劇場演劇ホール 18:30
8月 6日(水) メディキット県民文化センター 18:30
(宮崎県立芸術劇場演劇ホール)
8月 9日(土) 三島市民文化会館 16:00
8月22日(金) 広島アステールプラザ大ホール 18:30
8月23日(土) 京都会館 第1ホール 17:30
8月30日(土) 大田区民ホールアプリコ 17:00
9月 3日(水) 町田市民ホール 18:30
9月 5日(金) 神戸国際会館こくさいホール 18:30
9月 6日(土) なら100年会館(大ホール) 17:00
9月13日(土) 東京エレクトロン韮崎文化ホール 16:00
9月15日(月) 松戸森のホール21 16:00
9月20日(土) 札幌市教育文化会館 16:00
9月22日(月) 青森市民ホール 18:30
9月23日(火) 仙台イズミティ21(大ホール) 17:00
9月27日(土) 神奈川県民ホール 16:00
10月 5日(日) 福井フェニックスプラザ 17:00
10月11日(土) ルネこだいら 17:00
10月14日(火) 下関市民会館大ホール 18:30
10月16日(木) 倉敷市芸文館 18:30
10月17日(金) 大社文化プレイスうらら館 18:30
10月19日(日) 四街道市文化センター 16:00
11月16日(日) パストラルかぞ大ホール(埼玉) 16:00
11月19日(水) 出水市文化会館(鹿児島) 18:30
くみこ感想
(6月25日・26/C.C.Lemonホール)
1曲目:不良時代で幕開け
上から下まで真っ赤っか!ゴールドの羽根の絵柄がゴージャスなインディアンの酋長さんっていう感じでした。1曲目はこれでしたか…時代を遡っての選曲かな?
2曲目:Long Good-by
うわぁーこんなに早く来ちゃった…不良時代の次はタイガース時代の回想ですね。
もう、ここでダメ…ジュリーも声が上ずっていて…胸いっぱいになってしまいました。
3曲目:涙
2曲目で浮かんだ涙はきっと嬉しい時の涙だね?ジュリーの初めての詞。
その昔、ジュリーの甘い声で朗読してくれた事を思い出しちゃいました。
4曲目:君だけに愛を
前奏から「キャー!」あの指差しポーズでGSのトップに立ったんでしたね。
さっきまでのうるうるもすっかり消えて会場全体がハイテンション。
茶色い歓声が場内に響き渡りました。
5曲目:護られてる I love you
せっかく上がったテンションがぐぐぐーっと押し戻された感じ。
この曲も弱いんです…またまた切なさでうるうる。
いきなり未来に行っちゃうなんて…ギャップあり過ぎじゃないですか?
序盤戦で気持ちを上げたり下げたり、この先なにが待ってるんだろう・・・この方ときたら(^^ゞ
ここでMC。「ありがとう!ありがとう!サンキューついに60歳になりました」
ジュリーは朝方5時頃に生まれたそうです。「朝生まれた人は元気だと言われました。それ以外の人はどうすんだ」
「早かったなぁ」の後、「今日は誕生日です。それでは歌ってもらえますか?」
えーっ、もう歌わせてくれるの?!てっきりアンコールでだと思ってたじゃないですか!
アンコールで「ジュリー ジュリー ジュリー・・・・・」で叫んで、赤いもの振りながら「ハッピーバースデー」歌おうねって皆で計画してたのに( 一一)
戸惑ってる間に伴奏が始まっちゃって、何も考えずに歌っちゃいました。
最初はゆっくり2度目はテンポアップして。ジュリーは飄々と私達の指揮をとっていました。
「私はもうこれだけで十分です。60歳といえばまぎれもなくジジィです。40歳の頃は60歳の人をジジィと呼んでいました。
でも60歳の人はジジィとは思ってなかったんですね、今日初めて知りました。
でも、ジジィだからやっちゃいけないってことは無い」そのあと、各国語の「ありがとう」を連発していました。
いやぁ、60歳のジュリーに、初日から振り回されっぱなしだわ。
6曲目:あなただけでいい
あの頃の繊細なジュリーを思い出しつつ、「あれっ、手が細くなってない?」とオペラグラスで冷静に確認。
白くてきれいな手でした。
7曲目:サムライ
この曲はジュリーの歌唱力が光る歌。伸びのある良い声だわーうっとり。
8曲目:風に押されぼくは
9曲目:我が窮状
10曲目:Beloved
11曲目:やわらかな後悔
ニューアルバム曲が4曲続きます。
今回はじっくり予習したので、心の奥までジーンと響いてきました。
歌詞が怪しい個所もありましたが、壮大で温かい世界にどっぷり浸かってやっと気持ちが落ち着きました。
12曲目:憎みきれないろくでなし
こんなメジャーな曲も、あれ?と思うくらい歌詞が怪しかった(^^ゞ
新曲が続いた後だからふーっと気が抜けちゃったんだね。
13曲目:TOKIO
手拍子と振りが会場ひとつになって爽快でした。やっぱり盛り上がるわぁ。
14曲目:海にむけて
ニューアルバムではこの曲も胸が熱くなります。
ジュリーも感極まって声が涙声。
きっと私達に向けて書いてくれた歌だよね?
ここで衣替え 鮮やかなマリンブルー、カナディアン風の刺繍を施したスーツでした。原色が引き立ってました!素敵
15曲目:ヘイ・ジュテーム
ギャー!失礼、「キャー!」、この曲が入っていたとは!
タイガースの頃、1番好きなカバー曲でした…というより、この曲はとっくにジュリーの持ち歌ですね。
「ジュテーム」=ジュリーの方程式が確立された曲。ジュテームが似合う日本人って他にはいないよね?
16曲目:ロマンスブルー
17曲目:TOMO=DACHI
18曲目:神々たちよ護れ
この3曲も(*^_^*)かなり歌詞が危うかったです。ちょっとハラハラ
19曲目:ス・ト・リ・ッ・パ・-
20曲目:危険なふたり
21曲目:お前にチェックイン
やっぱり外せない3曲。歓声が手拍子が会場いっぱいに広がって、気持ちよかった。
まるでアンコールのような盛り上がり方でした。
22曲目:君をいま抱かれてくれ
これは意外な選曲でした。どんな思い入れがあった曲なの?ってちょっと訊いてみたかった。
23曲目:ROCK’N ROLL MARCH
軽やかな足取りでこぶしを上げてヘイヘイヘイ。
中年ロック、ここに在り!渋めの力強いロックでした。
キャー、ジュリー!かっこいい~
ここで1度終了。アンコールの手拍子とジュリーコールに迎えられてジュリー再登場
赤のスーツに、ピンクのフリルいっぱいのブラウスでした。
MCではドーム2か所決定のご報告。
今日乗ったタクシーの運転手さんの
お話を面白おかしく話されていました。
冷房の事で運転手の態度によほど腹が立ったらしいです。
でも、ぐっとこらえて、途中で降りてタクシーを乗り換えたとか。
その後も延々とMCは続きます。
ここまで続けられたのは、運とここぞという時の欲・自分で自分を好きになろうという努力かな?
そんな事を話されていたように記憶します。
「それではみなさん、おまけです~~」
24曲目:カサブランカ・ダンディ
25曲目:勝手にしやがれ
会場は最後の声を振り絞って割れんばかりの歓声と手拍子。壁塗りでは会場全体が揺れて見えました。
ここで2度目の合唱。
「あなたに今夜はワインをふりかけ」を歌わされます。
出だしをジュリーが歌って、また指揮者。
2フレーズ歌った後に「暗い、声が低すぎる。裏声は出ないの?」
2回目は頑張って裏声使ったけど、ジュリーとキーが合わないもの(^^ゞ
私なんぞ、ほとんど声になってなかったかも。
26曲目:あなたに今夜はワインをふりかけ
そして今度はジュリーといっしょに歌いました。(最初だけ)
普段なら、だいたいこの辺で「またね~」ですよね?
ところが、今回のライヴはこの後がすごい!
「まだある」「まだある」と言いながら次々に名曲が出てきます。
27曲目:時の過ぎゆくままに
28曲目:ヤマトより愛をこめて
29曲目:君をのせて
30曲目:追憶
31曲目:あなたへの愛
32曲目:気になるお前
気がつけば32曲。ふー、満腹です。
ジュリーは最後まで上機嫌、声もしっかり出ていました。恐るべき還暦ジュリー!
こ、これを明日もやるのですか!?ツアー会場40か所でやるつもりですか?!そのあとドーム2か所でもっとたくさん歌うつもりですか?!
ジュリーは偉大だ~怪物だ~神だ~誇りだ~そう、心から感じたコンサートでした。
追記
26日は、声を心配してたんですが、なんと25日より良く通っていました。なんというパワーでしょう!
この日、私はサリーさんのすぐ後の席。斜め前が岸本加世子さん、ベンガルさん、その横はタローさんと高田文夫さんという18列のど真ん中で観ることができました。
前の5人はずっと座っていましたが、サリーさんは頭でリズムを取り、タローさんとベンガルさんは両手の指で足をトントン、岸本加世子さんはにこやかに手拍子されていました。
高田さんは途中で寝てんじゃないか?と思うくらい、目を閉じて聴かれていました。拍手してたからきっと聴き入っていたんですね。
2階席にはワンズのメンバーもいらしていたとか。
コンサート後に皆さん、どんな言葉をかけられるのかしら。
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感想その2
(9月20日札幌コンサート)
やっとこの日を迎えられました。
関東地方に台風通過の予報…気をもみましたが、何とか逸れてくれてほっと胸をなでおろしました。
ジュリー、北海道へようこそ!
MCでは「1年ぶりの札幌です」なーんておっしゃっていましたが、去年は来てないんだよぉ!
それとも来たつもりでいらしゃる?
去年の私達の落胆ぶりを忘れたか…って全然知らないんでしょうね、ご本人は( 一一)
今年の教育文化会館は超満員の大盛況!うー、久しぶりの快感。
開演のベルが鳴って会場が暗転…さぁ、いよいよジュリーの登場だ。
この瞬間のドキドキは、地元だと全然違う。「会いに行った」時と「ジュリーが来てくれる」の違い。
ヴォルテージは最高値に跳ね上がります。
ステージがライトアップされて静かにジュリーの歌が始まる。
「不良時代」のびやかな声が会場いっぱいに広がる…じっくり聴きたい曲だから、立ち上がりたい衝動を必死で押さえる。
俯きながら、時に遠くを見つめながら。(うーん、、最初から良い声だ。)
「Long good-by」、「涙」 じっくり聴かせて頂きながらオペラグラスで上から下までじっくりチェック(*^_^*)
1番驚いたのは手の美しさ!指の1本1本が細くなってる。(こんなところも痩せるんだ!感動。それからはずーっと手ばかり見つめてました。
「君だけに愛を」でほぼ全員が立ちました。
君だけに~♪…指の先の客席の手が高く揺れる。みんなの幸せそうな笑顔に満足満足。
会場全体を包み込む神々しい微笑みで歌う「護られているI LOVE YOU」
「あなただけでいい」「サムライ」は、当時を彷彿させる熱唱ぶり。すごいぞ!ジュリー。
「風に押され僕は」「我が窮状」「Beloved」1曲1曲に心が込められていて聴き惚れる。
「憎みきれないろくでなし」「TOKIO」会場が1つになる。痛快
「海にむけて」舞わせてあげる♪の指の動きの美しさに見とれ、心が舞う。
「ヘイ・ジュテーム」ZUZUのこの曲を思い出す。「キャー!」声にならない叫び声があちらこちらから聞こえる。この曲はドームでもぜひぜひやってほしい。
「ロマンス・ブルー」「TOMO=DACHI」「神々たちよ護れ」優しい深い愛・余裕のある熟練ロック。等身大のジュリーを感じる。
「ストリッパー」「危険な二人」「おまえにチェックイン」「君を今抱かせてくれ」
端から端まで軽快な足さばき!しかも声がまるで乱れない。やっぱすごいや。
「ROCK'N ROLL MARCH」みんな楽しそうに拳を上げる。
『ダー!』『ヘイヘイヘイ!』今年の私達の賛歌!思いっきり声出しましたよ、私も。うーん、気持ちイイ!!
そしてアンコールのおなじみナンバー。MCは短め?「あなたに今夜はワインをふりかけ」はたっぷりと時間をかけて歌唱指導してくれました。
気がつけばラストナンバー「気になるお前」えーっ、もう終わるの!?いやだ~もっともっと見つめていたいよー。もっと声を聴いていたいよぉ…(T_T)
最後に「またねー」と言ってくれました。
たしか一昨年は「今度はいつ来れるか分かりませんが…」だった。
だから、「またね」は素直にうれしい。ホントにホントにまた来てね!そんな願いを込めて、力一杯手を振ってお別れしました。